System Rescue CDRom Manual をしげしげ見ていたら、HDDを安全に消去するツールの紹介と使い方が載っていました。みなさんもご存じのようにファイルを削除しても HDD 内の該当エリアの実データは書き換えられていず、そのデータへのアクセス経路が切られるだけですね。従って、能力のある人は何らかの形でデータを読むことが可能となりますし、現に有用なデータは闇市場で売買が行われたりしています。
sysresccd内に次のプログラムが入っています。
1)shred
2)vche
shred は複数のファイルやHDD全体を安全に消去しますし、しかもデータの書き込みを25回も繰り返しています。もちろん、指定して回数を少なく実行することもできます。
vche は virtual console hex editor といい、hex dump みたいに内容を表示してくれます。これを使い、本当に書き換えられているのかを確認してみましょう。
簡単に見るために Floppy Disk で実験をします。
System Rescue CDRom を CDROM/DVD にセットし、ブートします。keymap は 22(jp) を選択します。
- Flopyy を挿入し、 shred -v -n 1 /dev/fd0 と入力します。
- floppy に 1 pass のランダム文字の書き込みがされます。
- 次に、 vche-raw /dev/fd0 を入力し、実行させます
- 赤枠の文字が表示されたら、[Enter]キーを押すと、hex dump が出て、いろいろの文字で書き込まれていることが分かります。
- 次に、all "0" で書き込みしてみます。shred -v -n 1 -z /dev/fd0 を入力し、zero で書き込みします。最初にランダム文字で書き込んだ後、all zeor で再度上書きします。
- 本当に all zero で上書きされたことを確認します。 vche-raw /dev/fd0 を入力し、実行します。
- all zero の hex dump が出てきたことと思います。
HDDを処分するときには、このツールを使ってデータを削除してから処分するように心がけましょう。無料のツールですのでコストはCDROM 1枚分ですので、利用されて被るコストに比べたらはるかに安く上がります。
hdd の消去コマンド例:(IDE #1 Primary HDD の場合)
shred -v /dev/hda
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